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1:時間停止から状況確認

シナリオを開始したら、時間を停止させて、マップを隅々まで確認します。上手な人ほど、この時間が長くなります。

まず確認するのは、マップで一番発展している地域です。その地域を含めた環状線を計画することで、安定的な収入と人口増加につながります。

次が、環状線の具体的な位置とサイズです。この判断が一番難しく、私自身正解が分かりません。

2:赤字の原因を撤去

使わない資材工場と資材置場は、すぐに撤去した方が良いです。これらは赤字を生み出す原因です。

使わない駅と線路と車両も機を見て撤去しますが、こちらは緊急ではありません。年末に事業の黒字を消す程度に撤去すると、法人税と資産税を節税できます。

3:赤字子会社を売却

建設予定の環状線から離れた場所にある子会社は、当分赤字を解消できません。売却してしまいましょう。

建設予定の環状線近辺にある子会社は、街の発展によって黒字化できます。すぐに売却するのも良いですし、環状線建設後に判断するのも良いです。

注意:株の売買

ゲームバランスが崩壊するのでおすすめはしませんが、株の売買で資金を稼ぐこともできます。

詳細は、小技・裏技集をご覧ください。

4:不景気を待つ

環状線を造る際、膨大な用地を買収することになります。不景気ほど用地価額が下がるので、不景気を待ってから本格的な建設を開始した方が良いです。

景気は、Marketの景気グラフで確認できます。景気が悪い時は数値がマイナスで、グラフは赤色です。

5:環状線建設

環状線は、1本の線路に何本もの列車を走らせることができるため、非常に効率が良いです。近距離でも利益が出ますので、環状線は無理に大きく作らなくても良いです。

より詳しい環状線の内容は、路線テクニックをご覧ください。

6:駅建設

ターミナルビルのような高額な駅でも、鉄道施設利益が上がりませんし、集客力や都市開発効果にも差が感じられません。駅の建設費用や税金を考えたら、安い駅で十分だと思います。

ただ、田舎駅では周囲が発展しにくいようなので、それ以外の安い駅がおすすめです。

7:資材工場と資材置場

環状線を造ったら、資材工場と資材置場を造ります。資材がないと建物が建ちませんので、駅とセットで作ると良いです。

ただ、資材が余ると資材工場と資材置場はすぐに赤字になるため、数は最小限に抑えた方が良いです。資材が余るくらいなら、少し足りないくらいの方が利益が出ます。

ベストの工場サイズは、工場(小)です。詳細は、資材テクニックをご覧ください。

8:貨物列車運行

環状線は、24時間運行が基本です。夜間の利益は下がりますが、路線やダイヤで工夫する必要がなくなるので、非常に管理しやすいです。24時間運行なら、列車を増やすだけで過密ダイヤを作れます。

同じ線路に旅客列車と貨物列車を走らせる場合、旅客列車よりも貨物列車が速い方が良いです。旅客列車は間隔が偏ると乗客数に影響しますが、貨物列車は間隔が詰まっても何ら悪影響が出ません。おすすめの貨物列車は、EC6です。

貨物列車の停車時間は、積み降ろしできる資材の量に関係します。停車1分で4個の資材を積み降ろしできますので、6両の貨物列車なら停車5分で十分です。資材を積む駅は停車5分から9分、資材を降ろす駅は停車1分から3分くらいが目安です。

9:旅客列車運行

貨物列車を走らせたら、続けて旅客列車も1本走らせます。旅客列車は、高性能のE231系(エメラルドグリーン)がおすすめです。もっと速い特急列車もありますが、それ以上に速い貨物列車がありませんので、これくらいが使いやすいと思います。

旅客列車は停車1分で乗車も下車も完了しますが、停車1分では貨物列車より早くなってしまいます。環状線を何周か走らせて、旅客列車が貨物列車よりも少し遅くなるように停車時間を調整します。車両数や直線区間の長さにもよりますが、停車7分くらいから調整するのがおすすめです。最初に旅客列車を1本だけ走らせるのは、この調整に時間がかかるためです。

10:道路敷設

道路があると、その隣に建物が建ちやすくなります。放っておいても道路はできますが、道路の位置や角度が自動で決められてしまいますので、短くても良いので、プレイヤー自ら道路を敷設した方が良いです。

プレイヤーが道路を敷設すると、そこを基準に勝手に延長してくれます。

11:不景気に子会社建設

子会社を建設する際、景気が悪い時ほど土地の買収価格が安くなります。Market画面で時間を流し、不景気のタイミングを待つと良いです。

おすすめの子会社は、マンション1、大型ビジョン付き建物3、五重塔などです。その他は、子会社の利益をご覧ください。

12:好景気に子会社売却

利益率が悪い子会社は売却した方が良いのですが、景気が良い時ほど高く売れます。景気が良いタイミングに売れば、損失を抑えることができます。

多少の黒字が出ている子会社でも、税金を支払うと赤字になる場合があります。詳細は、税金と節税をご覧ください。

13:資金調達

資金不足の時も、景気で判断すると良いです。景気が悪い時は銀行の利息が低いので、思い切って借りるのも良いです。景気が良い時は、利益の低い子会社を売ると良いです。

景気が良くも悪くもない時が一番中途半端ですので、できればこのタイミングは避けた方が良いです。

14:旅客列車を増やす

街が発展し、旅客列車の乗客数が十分に増えたら、旅客列車を増やします。

ここでのポイントは、同じ性能の列車を走らせることです。等間隔で同性能の列車を同ダイヤで走らせれば、難しい調整を加えなくても、安定的に乗客が増えます。

等間隔で旅客列車を走らせる方法は、一旦時間を停止して、運行中の旅客列車の位置を確認し、環状線のちょうど反対側にもう1本追加するだけです。これでも十分に乗客が入るようになったら、2本の旅客列車の中間に1本ずつ加えます。環状線が複雑な形の場合は、駅の数で中間地点を探すと良いです。

15:発電所増設

電力供給率が下がると、都市の発展が止まります。時々電力供給率を確認し、不足しだしたら増設すると良いです。

どの発電所が良いかは、子会社の利益で検証してあります。

16:子会社中心の経営

クリア条件は資産10兆円ですので、必ずしも鉄道中心の経営をする必要はありません。おすすめは子会社中心の経営です。

子会社を増やすことで資材関連の利益も増えますし、旅客列車の乗客も増えます。積極的に路線を拡大するよりも、今ある環状線に子会社を密集させた方が利益が安定します。良い立地がなくなった時に、路線を増やすくらいの心持ちで良いです。