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税金の基本

税金納税額金額確定支払日
法人税利益の10%年末4月1日
資産税資産の5%
(資金と公共投資評価を除く)
年末5月1日
消費税売上の5%月末翌々月1日

[Report]の[決算情報]で、売上や納税額や資産を確認できます。

最初に注意することは、支払日です。4月に法人税、5月に資産税の支払日が来ますので、年明けには現在の資金と納税額を確認しておくと良いです。消費税は毎月少しずつ支払うので、特に気にしなくても良いです。

ちなみに、消費税は5%のままでした。A列車で行こうExpになって増税されるかと思いましたが、A列車で行こう9と同じ設定でした。

赤字子会社は売却

[Market]の[不動産取引]を見れば、各子会社の利益などを確認できます。[景気グラフ]も含めて、非常に重要な数値が並んでいますので、時間を流す時はこのページを開いておくと良いです。

利益率が赤字の子会社を持っていると、資金が減るばかりか、資産税や消費税もちゃっかり取られます。すぐに黒字化できる見込みがないなら、売った方が得です。

少々の黒字が出ている子会社も、税金を計算すると赤字の場合があります。詳細は後述しますが、この子会社も売った方が良いです。

実質的な利益

売上−費用=利益ですが、実際は法人税と資産税と消費税を支払っても利益が残らないといけません。税金支払い後の最終的な利益を純利益と言います。

純利益=売上-費用-法人税-資産税-消費税
   =売上100%-費用100%-売上10%+費用10%-市場価格5%-売上5%
   =売上85%-費用90%-市場価格5%

地価の高い一等地で利益が小さいと、利益率がプラスでも資産税で赤字になることがあります。

具体的な数値で確認したい方は、下のツールを利用すると便利です。

純利益計算ツール

期間売上費用市場価格年間純利益
年間万円 万円 万円 万円
一日万円 万円 万円 万円

売上と費用と市場価格から、税金支払い後の年間純利益を算出するツールです。これがマイナスの子会社は、売却した方が良いです。

年末に調査する場合は、上段の年間の列に入力します。納税額が確定する直前に、売却すべき子会社を探すのに便利です。

子会社建築直後に調べたい場合は、24時間だけ時間を経過させて、その数値を下段の一日の列に入力します。毎回入力するのは大変でしょうから、利益率が低い子会社のみ、このツールで確認すると良いです。

法人税の節税は黒字維持

100億円の赤字と200億円の黒字を毎年交互に繰り返した場合、赤字の年は法人税0円で、黒字の年は法人税20億円で、平均10億円の法人税を払うことになります。

しかし、利益を平均化して、50億円の黒字を毎年続けた場合、法人税は5億円となり、5億円も節税できます。つまり、赤字の年は節税のチャンスということです。

利益の調整としておすすめなのが、子会社の売却です。黒字の年に子会社を売却すると、税金の額も高額になりますが、赤字の年に赤字を消す程度に売却したら、節税になります。

子会社の建設・売却タイミング

Marketの景気グラフを表示すると、景気が数字とグラフで表示されます。景気が悪い時の数値がマイナスで、グラフは赤色です。

利益率が悪い自社物件は売却した方が良いのですが、景気が良い時ほど高く売れます。一日の間でも意外と大きく景気が変動しますので、景気が良いタイミングに売れば、損害を抑えることができます。

逆に、新たに物件を建てる場合は、景気が悪い時ほど土地の買収価格が安くなります。安く建てて、高く売れば、それだけで利益が出ます。

資金不足

資金不足の時も、景気で判断すると良いです。景気が悪い時は銀行の利息が低いので、思い切って借りるのも良いです。景気が良い時は、利益の低い子会社を売ると良いです。

景気が良くも悪くもない時が一番中途半端ですので、できればこのタイミングは避けた方が良いです。